
サービス
XMLファイル作成サービス
「J-Stage」や「PMC(旧 PubMed Central)」で公開するXMLファイルを作成します.
1.J-Stage公開XMLファイル作成
J-Stageで公開するためのXMLファイルを作成するサービスです.
全文をHTMLで公開する「FULL-J(全文テキスト)XMLファイル」とタイトルから抄録までの書誌情報を公開する「BIB-J(書誌情報)XMLファイル」があります.
(JATS DTD ver.1.1対応)
世界に向けて発信するにはJ-STAGEで公開するだけではなく、「ESCI」や「Scopus」にインデックスされるのがベストです。ただ、「ESCI」や「Scopus」にインデックスされるには選定基準があります.
日本語論文でも「ESCI」や「Scopus」の選定基準に沿ったデータをJ-Stageで公開することをお薦めします.
*ESCI:Web of Scienceの新たなデータベースEmerging Sources Citation Index
*Scopus(スコーパス):エルゼビアが提供する世界最大級の抄録・引用文献データベース
- ●全文テキストXMLファイル作成(税抜価格)
(全文テキストHTMLで公開されます) - 1.和文誌
- 3,000円/論文
- 2.英文誌
- 2,000円/論文
●書誌情報XMLファイル作成(税抜価格)1.和文誌- 1,500円/論文
2.英文誌- 1,000円/論文
*書誌情報の公開ファイル作成サービスは無くなりました。
上記価格はリッチテキストからXMLファイル作成価格です.(画像ファイルは含みません)
2.PMC公開XMLファイル作成
世界に向けて発信するならPMCは最適です.
PMC は PubMedのNLM(米国国立医学図書館)の運用しているライフサイエンス系電子ジャーナルサイトです.
ただし,PMCは英語論文だけになります.
日本語論文を世界に向けて発信するには「ESCI」や「Scopus」でインデックスされるのがベストです.
トピックス
- PMCへの申込み手順
- 論文を世界に発信英語論文でしたらPMCを始め海外のプラットフォームから発信は可能です.ただし,日本語論文を発信するにはJ-Stageとなりますが,Web of Sience Emerging Source Citation Index(ESCI)やScopusから世界に向けて発信は可能です. ESCIにインデックスされれば,Web of Sienceより検索可能になります.
1.ジャーナルを国際競争力・発信力を上げるには
2.Google Scholar Metricsのランクを上げるには
3.Web of Sience Emerging Source Citation Index(ESCI)とは
2017年6月よりESCIが大幅にジャーナル拡充
日本語論文をESCIでインデックスされるには
4.ScopusやWeb of Scienceに搭載するには選定基準
オンライン学術集会(学術会議)サポート
COVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大の影響で学術集会がオンライン開催になっています.
講演、口頭発表はZoomウェビナー、ポスター発表はZoomブレイクアウトルームでサポートいたします。
- ●オンサイト開催
- 1.メリット
- ・懇親を図ることができる
・若手研究者の研究発表の貴重な経験ができる - 2.デメリット
- ・会場費がかかる
- ●オンライン開催
- 1.メリット
- ・全国(海外)から気軽に参加が可能
・会場費がかからない - 2.デメリット
- ・懇親を図れない
・若手研究者の研究発表の経験ができない
・企業展示ができない
- ●ハイブリッド(オンライン+オンサイト)開催
- 1.メリット
- ・懇親を図ることができる
・若手の研究発表の経験ができる
・全国(海外)から気軽に参加 - 2.デメリット
- ・会場費がかかる
・音響設備が必要(会場ごとに)
会場設備の言うとおりにすると写真の様になります - 3.ハイブリッド開催するには
- ・会場はできるだけオンサイトより縮小する
・音響設備は上記写真の様に完璧でなくても大丈夫
ミキサー1台用意すればOK
2020年6月よりZoomウェビナーを使った学術集会をお手伝いしてきました。こちらをご覧ください。
●オンライン学術集会には見やすい、使いやすいホームページ制作が重要になります.
1.ホームページから参加登録&クレジット決済
オンライン開催になることで参加登録から支払い(クレジット決済)、参加証・領収書発行までホームページで行える必要があります.
2.レスポンシブWEBデザイン
ホームページはレスポンシブWEBデザインで作成します.
スマホやタブレットからでも閲覧しやすいホームページにするには,レスポンシブは必須です.

3.検索機能
WEBでプログラムや要旨の公開の魅力は「検索」です.
4.スケジュール管理機能
- ・「スマホアプリ」ではありません*.「WEBアプリ」です.
- ・スケジュール管理には、「WEBアプリ(マイスケジュールリスト)」と「Googleカレンダー†」の2タイプあります.
*アップルのスマホアプリ審査が厳しくなり,イベントアプリの審査が通らなくなった.
*学術集会のホームページに「スマホアプリ」を導入するとコストが高くなりすぎる.
*レスポンシブWEBデザインとスケジュール管理を併用することで,スマホアプリ不要なホームページを運用できます.
†iPhone・iPadのカレンダーとGoogleカレンダーを同期して使うことで,普段ご使用のカレンダーでスケジュール管理可能です.
5.QRコードの活用
- ・ポスター・チラシにQRコードを記載(ポスターチラシからホームページ閲覧へ誘導)
- ・プログラム(冊子体)の QRコードからHTML版要旨(抄録)を閲覧

組版・印刷サービス
より早く,より安く,より綺麗な出版物をご提供いたします.
1.編集・制作
著者のWord原稿をeXtyles作業にて編集しています.
2.組版
XML組版です.eXtylesから書き出したXMLファイルをInDesignで組版します.

3.公開ファイル作成
InDesignのXML組版のため,書き出すファイルはXMLファイルとPDFファイル.
公開するXMLファイルはどの段階からでも出力は可能です.(ワンソース・マルチユース)
例えば,早期公開として組版スタート時点でも全文テキストXMLファイルの出力は可能です.
4.公開作業
J-Stage公開代行など.
5.印刷・製本
印刷,製本,発送作業をいたします.
トピックス
- eXtylesとはWordのプラグインソフト,学術分野の編集に特化しています.
1.リファレンス解析(著者名,ジャーナル名,発行年,開始頁など)
2.リファレンス変換(並び替え,修正)
3.リファレンスの重複チェック
4.Medlineリンク
5.CrossRefリンク
6.本文中の引用文献番号記述を修正
7.引用番号とリファレンス番号相互確認
8.引用番号の順番確認,並び替え
9.XML書出し(JATS 1.0 または JATS 3.0に対応) - 読まれる工夫,努力とは研究者が1年間に読んでいる論文数は約200論文と言われています.
ではどういうオンラインジャーナルが読まれるでしょうか?
・有名ジャーナル(インパクトファクター値が高い?ジャーナル)
・Googleなどで検索上位にヒットしたジャーナル
では著者ができることは
1.タイトルを工夫する
2.アブストラクトにキーワードを入れる
3.見出しを工夫する
4.キーワードは少なくとも5つ設定
5.著者名の表記に一貫性を
6.自分や共著者の過去の論文を引用
7.SNS(LinkedInやFacebook,ResearchGate)の活用