月別アーカイブ: 2014年11月

科学技術情報の国際発信力強化 (其の2)

海外では今、PDFだけの公開ではオンラインジャーナルと呼べないそうです、全文テキストを画像と共にHTMLで読めてオンラインジャーナルだそうです。また、オープンアクセスが主流です。
国内最大のプラットフォームはJ-STAGE、そのJ-STAGEでオンラインジャーナルと言えるのは1割程度。ただ、このようになったのはJSTだけの問題では無く、学協会・印刷会社がXMLファイルを作成できないのが一番の原因です。
来年度に発表される「J-STAGE Lite(ガラパゴスツール)」を使うことでXMLファイル作成のノウハウが遅れるというBIBファイルの二の舞を演じないようにしてもらいたいです。
わざわざ「ガラパゴスツール」をお金をかけて開発するなら、JPPが提案する「XMLファイルでのアップロードの裏ワザ」でも簡単にアップロードできます。
それより本来のJ-STAGEを整理して、オンラインジャーナルに相当するものは残し、それ以外を「J-STAGE Lite(サーバー)」に移行すべきだと思います。JPP独り言でした。

科学技術情報の国際発信力強化 (其の1)

「科学技術情報の国際発信力強化」どこかで耳にした言葉です。
そうそう、JSTのJ-STAGE のミッション「国内発の科学技術論文情報の国際発信力強化」でした。
ただ、今回海外でJ-STAGEのことを聞いてみれば、残念なことに海外の研究者はJ-STAGEを使うこと敬遠しているようです。これはJSTだけが悪いわけではありませんが、和欧混在のプラットフォームが問題のようです。
「和欧混在で読みづらい」「タイトルや著者などの部分の英語情報が空白で読めない」ことに腹を立てていました。
確かにJ-STAGEのプラットフォームには問題あるかと私も感じました、海外の電子ジャーナルサイト(プラットフォーム)と比べ確かに読みづらい(見劣りがします)と思います。JPPの独り言でした。

JATS1.1d1がリリース

JATS1.1d1 がリリースされた。
JATS DTD (Journal Article Tag Suite Document Type Definition) が1.0 から 1.1d1 にリリース。
主な変更XML要素タグは
・institution-id
・institution-wrap
であり、ORCIDとのの絡みがあるのでは?

CrossRef = 論文DB
FundRef = 助成情報DB
ORCID = 研究者DB

この3つはお互いに関係をもつ三角関係?
CrossRef

 

 
海外出版社はこの3点は便利な機能なので、対応が早いと思われる

ArticleExpress で校正

eXtylesユーザー会議2014でInera社以外のもので興味があったのが、ArticleExpress。

ArticleExpressにてXMLファイルでの著者校正が可能。
ArticleExpressはXMLファイルをHTMLで表示させ、修正作業はWYSIWYGで修正可能、使いやすいインターフェースが特徴でこれなら著者が修正作業可能です。

eXtylesユーザー会議 2014

The 10th Annual eXtyles User Group Meeting will be held on Thursday, November 13, and Friday, November 14, 2014, at the Sheraton Commander in Cambridge, MA.
新たに「eXtyles Cloud」と言うeXtylesのクラウド版が出るとのこと。Edifixも他のシステムとの連携を強化された。これからメタデータをいかに利用と整備するかが海外出版社の課題で、ますます日本は取り残されそうだ。
今回の会議に出席して、新しいXMLワークフローが見えてきた。

今の出版フローではXML組版は不要

XML組版とはXMLタグを利用して印刷版下作成(組版)することで、この利点は組版と同時にオンラインジャーナル用のXMLファイルができることである。
しかし、今の出版フロー(ワークフロー)ではあまりXML組版する意味がない。なぜならばXML組版後に著者校正します、校正に赤字が入った場合、赤字を修正するとXML構造が崩れます。XML構造が崩れた場合、最初からXMLファイルを作り直しが必要になります。それならXMLで組版する意味がない。
XMLに適した新たな出版フローが必要だと思う。

ORCID Meeting 2014

ORCID Meeting, November 2014 (2014.11.14) に参加しました。
https://orcid.org/content/tokyo2014

ORCID (Open Researcher and Contributor Identifier: 研究者に対して固有の識別子で同姓同名の研究者を区別できる) このIDを利用することで投稿・査読システムが便利に使えるようになりそうです。

J-STAGE Liteの説明会

J-STAGE Liteの説明会に行きました。 J-STAGE Lite(仮)には
1.コンテンツサーバー
2.アップロードツール
の2つの機能があり、わかりづらいので
アップロードツールは「ガラパゴスツール」とし、
コンテンツサーバーだけを「J-STAGE Lite」として説明します。

J-STAGE Liteは
・NII ELSコンテンツが終了するのでその受け皿
・予稿集、紀要、報告書、会議録、News Letterなどを搭載可
・論文も搭載できるが、早期公開やエラータのリンク機能はない

ガラパゴスツールは
・XMLに移行できないので苦肉の策で開発したツール
・書誌事項をWEB上で入力してPDFファイルをアップロード
・WEB上でコピー&ペーストして入力する手間は変わらないが、
XMLファイルを作成できないところには魅力ツール